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ザ・ウインザーホテル洞爺 『MICHEL BRAS (ミッシェル・ブラス) 』Toya Japon Ⅰ [ホテルダイニング]

ホテル stay と食を楽しむため 『ザ・ウインザーホテル洞爺』 に行ってきました.
旅でのホテルダイニングや大好きな地域限定ものなどを連続して紹介していきます.

初回は,ホテル 11 階にある
 『MICHEL BRAS (ミッシェル・ブラス)』

1999 年,ミシュランの★★★を獲得し,本店(フランス・オーベルジュ地方オーブラック山地ライオール村)以外で初めて出店する場所にミッシェル・ブラス氏が選んだのが 『ザ・ウインザーホテル洞爺』  です.

この日はディーナーを
(胃袋の小さすぎる私はそれでもと食前にホテルプールでがしがし泳ぎ,日サロをしてサウナに入って,そのまま温泉に行ってと.自分なりに胃袋準備をして Let's go ! したのですが・・・)
おめかしをしてワクワクして行くと,一枚のガラスのドアを隔てて別世界が始まります.

案内された席はとってもステキな席でした.
目の前の大きな総ガラスからは洞爺湖や内浦湾が眺望でき,またお客さんが幸いすべて自分の後ろでしたので贅沢な食事をすることができる席でした.
となれば,自分の言動は見られるわけで・・・注意をしないといけないな

メニュー説明のもと,やはりブラス氏の有名なお料理を食したいので  “発見と自然” コースを.
けれどもフルコース完食にかなり不安なのでその旨を伝えて構成していただきました. 

テーブルには以前 『ブノワ』 で紹介したイタリアの板状パンと似たアニス味のものが.
これは味で好き嫌いが分かれるでしょう.

そしていよいよ幕開けです.

食前酒にはオレンジ風味のワインから

ブラス氏のお母様との思い出の前菜が
(↑ここをクリックしてほかの方のホームページで)
この半熟卵にはよく炒めたオニオンがちょこっと入っていて,ゴマのクッキーに付けて食べるとコクが出てより美味しく感じます.
黒ゴマのクッキーを食べて,小さい頃食べたギンビスのアスパラ菓子を思い出した私です・・・

スプーンの 3 種盛り
これはクリームチーズとプチトマトとブラックオリーブのがいちばん好き
実はほかの 2 つが記憶にあまり残っていない・・・

さてここからがコースの始まり.  

『MICHEL BRAS』 といえば有名なお料理が 2 つあります.
そのひとつが,“ガルグイユー” という野菜料理.
若野菜で仕上げた,ガルグイユー
発芽豆でアクセント,野原のハーブ


        (L'Ambroisie の日記より転載) 
でもこの写真はその日のものではありません.
当日,あの席のあの雰囲気のなかで写真を撮ることは到底無理でした.
ですので,ほかの方の blog 写真をお借りしました.
けれども私が食したものは,これとは比べものにならないほどとーっても華やかなものでした.
50 種類の野菜・エディブルフラワーがお皿を飾っていたのです!
撮りたかった・・・ううっ
それも今,北海道で採れて揃えることのできる旬の地物ばかりの贅沢なガルグイユーだったのですから.

「7,8 月は北海道の食材が揃うとてもよい時期なんですよ.
                            よいときにいらっいしゃいましたね」

当然です.この旅行を 7 月 と決めた理由はそこにあるのですから.
旅はそこの場所に行きたいという気持ちはもちろんですが,
旅の目的が何を main とするのかが大切です.
そして次に何をしたくて・・・という順位で行くべき時期や段取りが変わってきます.
今回は ホテル stay と食main
ホテルの方のアドバイスと Hirikyo's リサーチで 7 月 にしたのです.
そういうところはかなり念入りなんですよ,私.
ましてやなかなか行けない場所となれば
 

食べるものがおいしいときに行かなくてどうするんだ!

脱線,脱線.
ほかの方のサイトを読むとおわかりでしょうが,ナイフは最後まで同じものを使用します.
幸せになるとブラス氏の故郷であり本店のあるライヨール地方では信じられているからだそう.
そしてこのナイフなどは彼を育んでくれたところのものであることからして故郷を大切にする心が伝わります.とってもステキでよいことだと思います.
グラスはリーデル.
だって私が欲しかったグラスシリーズのひとつだったんですものお水入れが・・・
リーデルのオーシリーズ 
これは人に差し上げてもいいでしょう.ワインに限らずこのシリーズはオールマイティーに使えます!

次の食事に合う白ワインを

アニスの香りを散りばめて
ポワレした帆立貝の貝柱といくつかのキヌサヤ,
トマトのロブ,アンチョビと泡立てたオリーブオイル

ここまできたとき, 『BENOIT(ブノワ)』 を思い出し,泡立てたオリーブオイルでマンダリンオリエンタル東京 『TAPAS』 を思い出しました.余談ですが

夏の始まりとともに:
マリネした真鯛のスライスとレモンのコンフィを合わせたキノア:
茄子&細工をしたイチジクのコンフィ,水菜&シブレット

でももういたたまれず辺りを見計らって撮ってしまいました・・・
この真鯛がのっている容器がイチジククッキー細工です.
そしてこの黒板のお皿,初めてです.
そしてそして写真の左上にリーデルのグラスがあるでしょ.

でも今日はもうここまで.
次回はブラス氏のもうひとつの有名なお料理を紹介します.


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コメント 5

しんちゃんママ

いいなあ~。私も行ってみたいと思っていところです。
あと何年しないといけないんだろうなあ
10年後?それまでつぶれないことを祈る!
by しんちゃんママ (2006-07-18 21:22) 

バニラ

写真を撮れない雰囲気っていうの、よくわかります♪
そしてたまらずやっぱり撮ってしっまったhkさんの気持ち、よーくわかります!
この料理目にして撮らずにいられませんよねぇ。
いつもより?すごく気合いが入ったhkさんにnice!
by バニラ (2006-07-19 09:48) 

hk

またまた遅くてごめんなさい!

たしかにあのホテルはバブリーな名残がありありです・・・
どちらかというと大人がゆっくりホテルライフを楽しむところでしょう.
いつの日か行けることを祈ります.

バニラさん,ありがとう!
いつもより気合い入っているように感じるのですね・・・
お金ではない!と思っていてもあの金額出したら気合いで書かずにはいられないだけなのか・・・自分でもわからない
でもでもブラス氏よりも紹介したいお店があるんです,あのホテルには.
お楽しみに?!
by hk (2006-07-24 20:32) 

洞爺のウィンザー憧れですね。
札幌に住んでいますので、日帰りバスツアーで行きたいと思っていました。
お料理はさすがですね。写真が撮りにくい様子が良く分かりました。
こういう豪華なところでお食事をいただくには、それなりの服装もしていかないと駄目みたいですね。
それにしても、本当に美味しそうです。
by (2006-07-24 21:25) 

hk

札幌に住んでいらっしゃるなんてすぐではないですか!羨ましい・・・
是非に今月来月にでも行って来て下さい! 
ガルグイユーは本当にキレイです.
けれども私以上にもっとキレイなグルガイユーが食せるときがある!のです.
そしてウインザーはブラスだけではない!のです.
あー早く次を書かないといけないわ!と使命感に燃える Horikyo です.
好(ハオ)さん,待ってて下さ~い!
by hk (2006-07-25 21:19) 

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