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ザ・ウインザーホテル洞爺 『MICHEL BRAS (ミッシェル・ブラス) 』Toya Japon Ⅲ [ホテルダイニング]

ザ・ウインザーホテル洞爺 『MICHEL BRAS (ミッシェル・ブラス) 』Toya Japon

やっぱり遅くなってすみません・・・
いよいよ最後のブラスです.

焙じる様を思い浮かべて,
牛乳で苦味を和らげたコーヒー風味のゴーフレット:
香ばしく焼いたパンのアイスクリーム
ローストした落花生オイルを混ぜたフロマージュブラン


もうこの時点で私の胃が限界を超えました・・・
記憶も定かでは・・・でもゴーフレットだけは憶えています.
あの超薄いパリパリした食感と作品にオーッと.
 
これで本当におしまい.
私の胃は上の 2 つのデザートのなかで円柱シャーベット 2 つとゴーフレット一口のみ受付て食べれませんでした.
本当に残すなんて最低だけどもうもう
とウシさんになって胃袋が4つあればと思っていましたよ・・・
その後は食べなくていいことに安堵する自分がいました,はい.

そして最後にお願いを.
今日の my メニュー表をお願いしました.
だからメニューが詳細に書けたわけです.
ワインをボトルで頼むとワインラベルを貼ってくださいます.

それでは今回の感想です.

ブラス氏のお料理は
夏の北海道の日差しが強い日のランチタイムに窓側で食べる
のがよいと思います.
ことに “ガルグイユー” がキレイなはず!
総ガラスの窓からさす日差しと洞爺湖の景色が観えるんですから!
日差しが強い夏の避暑地は野菜・果物などの食べ物の色をとてもキレイに魅せる演出にはかかせません.
よって長野もしかりです.

でもランチだとメニューが限られる(となれば無理は夜よりきかない),時間も限られることなどの制約がディナーと違い出てくる.
どこで条件をのむか!ということになる.
なかには 2 回に分けていけばよいと思われるだろうが, 
あのホテルにはほかに 12 ものダイニングがあるので絞り込みにですらたいへん.
だから数回行かないとダメかもしれない・・・と.
いろんな思いが駆け巡る,困った.
最後は自分で決めましょう.

お店の方は入り口に 2 人女性の方がいますが,なかはすべて男性.
テーブルには決まった方がつくのではなくいろんな方が入れ替わりにいらっしゃいます.
(だから同じことを聞かれることもあったわけで・・・)
そして,お料理をもってくる方がテーブル横につくと置く方がきて置くというかたちをとります.
置く方はたいていソムリエバッチをつけている方です.

それにしてもあのホテルにしろダイニングにしろ維持をしてくのがとても大変だと思いました.
ダイニングでの内容が値に値するかしないかは各自の考え方だと思います.
比較するものがたくさんあるいまは本当にいろんな考え方があることでしょう.
私の場合,残すという大変∞失礼なマナーをしたわけで,なにいえるわけではないのですが,
飽きることがなかった=有効に時間が過ごせた
のでよかったと思っています.
欲をいうならテーブルといすをもう少し考えてほしいかも・・・でも居座られても困るかな

そして,確実に私の記憶の中に残ることをしてくれたのもよかったのです.

私は左利きです.その私のためにテーブルセッティングをいわずとしてくれたのは,
10 年くらい前に横浜パンパシフィックホテルの “TURANDOT” 
いわずに私の動作ですぐに気付いて変えてくれたことにとても驚き嬉しかった!
のを鮮明に憶えています.
ということで,次がここ “MICHEL BRAS” だったわけです.
断っておきますが,左利きだからすべてが逆というわけではありません.
できないことはできないのでそこを考えて食べやすいように話して決めました.
客商売というのは本当に些細なことが大事なことなのです.
また行きたいな・・・そう思わせること,次につなげるのが大切.

もうひとつ “MICHEL BRAS”
にはステキなメニューがあります.
子どもも大人と同様に★★★レストランが楽しめるメニュー
フォト・ド・ファミーユ (家族の写真)
これは日曜のランチタイムのみ.ディナーは大人の時間ですからないのでしょうね.
子どもが大人の世界を垣間みてステキな時間を★★★レストランで過ごせる.
こういう場所はマナーを学ぶには必要だと思います.
けれどもホテルダイニングやそれなりのレストランに子どもを連れて行く場合,
親の力量がとわれる場所でもあるのでくれぐれもご注意あれ.
浮かずに溶け込む 大事です. 

次はウインザーを一時中断してちがうホテルダイニングを紹介します.


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鶴の恩返し

まぁ、ホテル洞爺に行ってたのね!!再建は進んでいるのでしょうか?とにかく生え抜きの方が抜擢されて、世界中から洞爺に人を呼ぶ、という意気込みは感じられた??そこんとこ、教えて~~!!
by 鶴の恩返し (2006-08-01 12:16) 

hk

というか,私は生え抜きの方が選抜されて
世界中から洞爺に人を呼ぶ
なんてだいそれたコンセプトがあったことを知らなかったよ・・・
ちなみにその気はあるのでしょうが客はそこまで意気込んでないと思うよ.
意気込むと意気込んだ分が返ってこないと・・・
だから意気込まず期待せずケセラセラがいいと思うよ,私は.
でもその前にあか抜けないとダメだと思う.難しい・・・
by hk (2006-08-01 21:09) 

バニラ

全ての料理に細やかな神経が配されているように
サービスをしてくれるお店の方の心配りも気持ちのよいところですね。
わたしには背伸びしなければならないようなお店ですけど
(ふさわしい場所の選択というのも案外難しいです)
やっぱりこちらの料理を味わってみたいと
思わせてしまうのはhkさんの文章と写真の成せる技?
こんなすばらしいお店があるということを知っただけでも
うれしいです。
by バニラ (2006-08-02 20:42) 

hk

背伸びしていく緊張があるレンストランは誰にでもあります!
そういう緊張感も最初のうちでそのうち楽しさに変わると思うのです.
私は背伸びしなければならないことを知らずに行ってビビったことがあります.
知らないことが恐ろしい・・・というのを学びました.
でも失敗は学習するのにはよい勉強!
自分のインスピレーションを信じて行きたい食べたい気持ちを素直に実行してはいかがでしょう?
by hk (2006-08-03 12:15) 

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