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『HIDEMI SUGINO』 Horikyo's Collection 11 [HIDEMI SUGINO]

やはり秋になってこれをなくしては語れない・・・やはり

Horikyo's 『HIDEMI SUGINO』 Collection 11

ですが,ちょっと余談.
10 月半ば日本橋高島屋から X'mas ケーキのカタログが到着.
早すぎる・・・ 1 年が
ということは,『HIDEMI SUGINO』 も来月あたりでしょうか?
今年は例の TV 事件でいままで以上に激戦になることでしょう.
私は X'mas ケーキはイチゴ盛りだくさん系好きなのであまり杉野シェフの X'mas ケーキに
ウエイトはおいていなんですが,気にはなるんですいつも.
生みの苦しみをいま味わっていることでしょうから・・・
紹介できればとは思っています.

で,もちろん日本橋高島屋で注文はしましたよ!


さて久しぶりに先日 2 日ほど行ってきました.
ケーキのネームプレートを見ると,
マジェステック,パラディ,シャタン,タルト・オランジェ,タルト・キャラメル,ポム・デーム
といった秋モードのケーキがお目見えしていました.

とうことで,やはり紹介しなければならないひとつめは,
フランボアジェ の兄的存在の マジェスティック
コーヒーやチョコ,洋酒好きの方にはもってこいの見た目も渋い大人のケーキ.
この手のケーキは私は苦手で 2 口が限界で完食できないんです.
だから人からいただいて 2 口食べて美味しいで終わらせます.
 
上から 1,3,7 層目:プラリネクリーム        これは フランボワジェ
2,6,8 層目:モカのビスキュイ            
春になったらでてきます.
4 層目 :コーヒージュレ                 
5 層目:ガナッシュ 
これらの弟的存在が夏に出る トロピック
紹介してないんですよね,まだ・・・
3 兄弟のなかで私がいちばん好きなケーキで黄色いバージョンです.

もうひとつは バルケットマロン

タルトにノワゼットを使ったクリームを絞り込んだ栗を詰めたもの.
3 つの帆をたてた小船のようなケーキ.
の進化系で今年の新作 シャタン

我が家のマロンマニア,この シャタン 褒めてましたね~
シャンテをのせたのは正解だよ!
黒胡椒にシナモンとスパイスを用いたマロンタルトです.
私はマロン系苦手なんですね・・・数口でこれもギブ

久しぶりに行った 2 日で私が口にしたものは,
エキゾチックリビエラ,マリエ 
エキゾチック
においてはまさに食べ納めでしたね,味的に.
これらのなかで紹介していないのは マリエ ですね.
杉野ケーキを代表する作品のひとつなんですが次回に紹介します.

そしてイートインして帰るときショーケースに 5 種類のケーキが並んだんです,感激!
(前にもいいましたが,朝早く並ばなくても午後 2 ~ 3 時に並ぶんですよ.数種類が.
せっかく来ていただいたお客様が困らないようにとの配慮なんですから・・・)
すべてイートインもので,
ラモニー,リビエラ,マリエ,アラビッククープ・ド・ソレイユ
嬉しかったですねぇ~この光景・・・
このなかでおもしろい話があるんです.
クープ・ド・ソレイユ
私はこのプラスチック容器に入っていて作品についての意見をなげかけました.
すると,実はこの容器入りの作品はほかのより時間がかかるんですって.
杉野シェフは職人魂の人ですから仕事が真丁なのは知られているところ.
あの作品,一層一層を冷蔵庫に冷やしては固めるのくり返しをくり返しているのだと.
現に一作品は消えました・・・プラムとライチということもあるからでしょうが.
本人ももうやらないといっているようです.
ただ容器を大量に買ってしまったからなくなるまでは作るようですよ.
消えるのも時間の問題,といったところです.
ただでさえ多忙なのに自分で自分の首をしめてしまったのね・・・

感想です.
毎回行くたびに味のちがう杉野ケーキ.
今回は 2 日とも洋酒がよくきいていると感じました.
まさに杉野ケーキに秋がきて,冬がくることを現しています.
みなさん,秋を感じに行ってみてみて.
そして焼き菓子がおいしい季節にもなりますよ!
こまったわぁ・・・

おまけは
大好きな 10 月の タルト・フリュイ


うーん,やっぱり美味しいんだなっ,フルーツのタルト


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『HIDEMI SUGINO』 Horikyo's Collection 10 [HIDEMI SUGINO]

Horikyo's 『HIDEMI SUGINO』 Collection 10 

15 ~ 21 日までは 『HIDEMI SUGINO』 はお休み.
今回のフランス旅行で杉野シェフは何をしておられるのでしょうか?
そんな私も同じように blog を休んでしまいましたので,今日はたくさん?!紹介します.

 14 日, 1 週間我慢の食べ納めに参りました.
20 種類のショーケースのケーキのうち 9 種類がイートイン.
ホントにイートインケーキが多くなりました.
(ネームプレートは観れど,全部揃ったのを観たことがない・・・いつになったら観れるのか)
さてこの時期,杉野シェフお得意の絶妙なムースとフルーツのよさを表現した
見事なラインナップ! 
急いで食べに行ってほしい!
 
明後日からだけど・・・行ってみて観て~!

そのなかに私の大∞好きな “エキゾチック” がお目見えしましたー!!!

バナナのムースです.実は出てきたときまもなくして食べたのですが,毎回味が違う~
マンゴの味にちょいと酸味があったりなかったり・・・
けどこのよさはなんといってもバナナのぬめり.
このぬめっと感ががおいしいのよぅ~コレ.
下からショコラのスポンジ(本当にいつもこの薄さで焼くから感心する),バナナ,マンゴを
層にしてバナナムースでコーティングしてココナッツ.美味~
これはテイクアウトできたときに撮った貴重な一枚です.
が,断面図を撮らなかったのは不覚・・・

そしてお次も大∞好きな
“マングキャシス”
この夏にテイクアウトしたら崩れてしまったの・・・どうにか修正したけど.
次にいったらイートインになってました.これは正解ですね.
 
写真左は昔の姿.これは 30 分以内のテイクアウトケーキでした.
でもこのかたちだとマンゴムースがスライドしちゃうんですよスポンジから.
で,かたちを変えて右の現在形.
みてのとおり,マンゴのムース.なかにカシスジュレが入っていたような・・・
記憶が薄くなっている~
スポンジにはココナッツが入っていてココナッツのサクサク食感とマンゴのムースが good !

そして14 日の新作はコレ
 
“ガメロン”
メロンのムースの真ん中にはグアバのムース.
まわりには 2 種類の色のメロンを飾ってあります.
この写真,昔,隠れて撮ってたんですね・・・すみません.いまは一切してませんから.
これは長くは存在しないケーキです.
もうひとつの新作は “ペッシュミニヨンヌ”
初めて観て食べました.写真はありませんのであしからず.
勾玉(まがたま)型の桃のムースに赤スグリのジュレが.
ピンクでかわいい桃のおいしさが軽やかに表現されています.
杉野さんの奥さまみたいなケーキかな?!

この夏 『HIDEMI SUGINO』 でイートインしていたときの風景のひとこまを・・・

2007年の 【クープ・ド・モンド】 に出るパティシエの方お二人がイートインにいらしていました.
お一人の方はどこかで見たことがあるんですが,思い出せずいまもモヤモヤ中
杉野さんはその大会に出場して団体優勝したことがあるらしいのです.
1991 年なんていまのケーキのあり方も想像できないし,パティシエなんての話です.
それを力説していましたねぇ~
その傍らで一人 “エキゾチック” を食べていた私,しあわせ~と思いながら
でも話も聞いてます,しっかりと.でも聞こえるんです斜め前で話してますから.
その当時NYタイムズで一面を飾ったのに日本のメディアはなにひとつこなかったし載らなかったそうです.いまとの扱いが雲泥の差,月とすっぽん.
で,今回大会に出る方が柚子を使うようなことをいっていました.
が,杉野さんは,自分たちが食材でかわっているものを使って作るよりも世界のいろんな国の人が理解できる多くの人に喜ばれるものを作らないといけないみたいなことをいってました.
でもね,実は優勝するなんて思ってなかったんだって.無欲の勝利!
そして,いまも日々精進してるんだと.
うんうん,妥協してないもんなぁ~許さない許せない性分なんでしょうね.
仕込みは自分がやるし,オレはたばこもお酒もやらないんだ.オレの舌はいいよとも.
杉野さんのタンはおいしいのか?! う~ん
で最後に
「味見してやるからいつでももってこい」
といってました.カッコイイー
私も陰ながら応援していますよ,いまの道を杉野シェフはじめ多くのパティシエの方々がつくってくださったわけですから.日本代表の名に恥じぬよう力を出して頑張ってほしいものです.
それにしても誰なんだろう・・・

次は 2006 年夏の信州といきましょうか?


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『HIDEMI SUGINO』 Horikyo's Collection 09 [HIDEMI SUGINO]

Horikyo's 『HIDEMI SUGINO』 Collection  09

8 月上旬に行ってきました.
いままで紹介した以外に 2 つ新商品が出ていました.
“クープ・ド・ソレイユ”“ニュイ・ド・シン”
後者の名前に自信なし
これらはともに HIDEMI SUGINO にはとても珍しい楕円プラスチック容器に入ったムース.
“クープ・ド・ソレイユ” はパイナップル&ココナッツが主の “アナナス” に似ているムース.
“ニュイ・ド・シン” はライチ&ピーチのムース.プラム系の果実がのってはいます.
容器入りの場合,よほどでないと芸術性は感じられない.
新作なので気にはなるものの,いままでになく芸術性に欠けるので迷いどころ.
また容器がプラスチックなのはまずかった! 
ガラスにすべきだとこれは絶対に思う.
食べてみると・・・
いつもは上から下に食べることでさまざまな味の感覚を感じるのに容器に入ってしまったからか
味の強弱は感じられず甘い味だけが残るのです.
飲み物がアイスカフェオレだったのが救いでした.
HIDEMI SUGINO にしてはハズしたのでは・・・と心配した次第です.
みなさんにはどのようにうつったでしょう?

ちなみに去年一昨年までお目見えしていた “アナナス”
です.
  
このほうが私は好きです.もとに戻してくれないかなぁ・・・

そして 8 月の
“タルトフリュイ”  

無花果がやっと出てきましたね.
でもそんなにはお目見えしない時期ものです.
やっぱりタルトがだーい好きなんです.

このところジャムや焼き菓子は買えるようになったもののケーキは相変わらず.
でも 2 種類くらいのケーキはイートインできるようにしてあるようですから足を運んでみてはいかがでしょう?
それにしても今回のムースは解せない・・・
いっそのことゼリーにしてしまえばと思うのは私だけかなぁ・・・

***************************
みてみて~

キリンの波乗りパンダの日本手ぬぐい!
むすかりさん,お家に届いたよー! 
なのに夏らしい夏じゃない・・・これも解せない.

そして J ちゃん HAWAII から笑顔で無事に帰国!
私が頼んだもの・・・みなさんに紹介できます! 
次の次の次の blog に紹介します. 


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『HIDEMI SUGINO』 Horikyo's Collection 08 [HIDEMI SUGINO]

Horikyo's 『HIDEMI SUGINO』 Collection  08

上高地でケーキを我慢したので,先日 大∞好きな 『HIDEMI SUGINO』 に行きましたー!

やはり行くからにはイートインゲッツは必須.
前回の “プロヴァンサル” もありましたが,その後新しくお目見えしたイートインは “リビエラ”
フロマージュブラン(フランス産:フランス語で真っ白なチーズの意味.温めた牛乳をレンネットで固めて水をきっただけのフレッシュチーズ.乳脂肪分は 0 ~ 40 %)とマスカルポーネ(イタリア産:ティラミスで用いるチーズ.乳糖の甘みはあっても酸味や塩気がない.乳脂肪分 60 ~ 90 %)を混ぜたムースの中に,レモンチエロというお酒に漬け込んだドライアプリコットが 2 つ入っています.
このムースがプリンをひっくり返したような形をしています.その下にはタルト生地にお砂糖をふって焼いた丸いクッキーが敷いてあります.上は縁を描くようにメレンゲ(上をすこし焼いてある)がのっていて真ん中にフランボワーズがちょこっと埋め込んであります.そしてムースとメレンゲのあいだにはルバーブが入っています.
アプリコットはお酒に漬けてあってもレモン酒なのでお酒の感じがありません.チーズもフレッシュチーズの部類なので軽く,ルバーブの酸味とのハーモニーが good です.甘みはメレンゲで少し感じられる程度です.ただこのメレンゲがなにかの拍子で崩れ落ちそうでこわいけど・・・どうにかルバーブで固定されているが.
このケーキを食べたらシャンパンや白ワインが飲みたくなった私です.
ちょっとほかのケーキとは甘味がない分ちがう感があるのでしょう.

イートインで写真が撮れないのでこの下手な説明で許してください・・・

ちなみにチーズ系のケーキはもうひとつあります.
それは定番 “エヴェレスト”

これはクリームチーズとフロマージュブランを用いているので少々重いです.
けれど,このなかには赤スグリやフランボワーズなどのジュレが入っていて酸味と甘味のハーモニーがいいんですね~

そのアントルメがコレ

いろんなフルーツがのって楽しくなります.
大きくなるとこころなしかチーズの重さが軽く感じられるようになります.
ただこのなかには大量のジュレが入っているので切るとドワッと出てきてしまうのが難点
おいしい芸術品が私が切ることで台無しに・・・すみません
でもおいしさに変わりない!(開き直り)

さて,いよいよショーケースも黄色モードに入りつつあるようですね.
熱帯の果物たちがお目見えしてきています.
“マングキャシス” “べーキャライブ” 
そして私が大∞好きな “トロピック” がいよいよ店頭に!
次にどれを紹介しようかな・・・


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『HIDEMI SUGINO』 Horikyo's Collection 07 [HIDEMI SUGINO]

Horikyo's 『HIDEMI SUGINO』 Collection  07

久しぶりの 『HIDEMI SUGINO』 です.
GW 突入と同時に開店となりまして,私も行ってまいりました.
またひとつ新しいケーキがいました!
でもイートインですから写真はありません.
デジカメを持っていましたが,
「撮ったら出入り禁止になるよ!」
と脅され,永遠に食べれなくなることと天秤にかけたら・・・
当然,撮らないで食べる

そのケーキの名前は “プロヴァンサル”
以前紹介した “カプチーノ” と同型
タルトのなかにレモンクリームが入っていて,
コーティングはバジルソースです.
上にはプチトマトの半分とイタリアンメレンゲの少し焼き色がついたものが飾ってあります.
(レモンクリーム・・・やはり 『バビントン』 のが食べたいよぅ~)
このケーキはほかのケーキとイメージが異なり,赤・緑・白の色からなります.
これも杉野マジックでお菓子に変わります.
去年もあって珍しく,今年もあったので速攻選びました.
でももう今はありません・・・
最新は “リビエラ” リコッタチーズの私もまだ観ぬケーキです.
次は胃袋にゲットよ! だって,イートインなんですもの

さて今回は何を紹介しようかなぁ・・・
いろいろあって迷うのですが,イートインつながりで,
いまや幻のアントルメ “アラビック” といきましょう!
2004 年 2 月に初めてアントルメをお願いしてつくっていただいたものです.

当時 “アラビック” は一人用だとイートインのみだったのですが,
アントルメになることで持続力が増しテイクアウトできると聞き作っていただいたのです.
よってイートイン属の “アンブロワジー” もその類だったのです.
ですが,いまや “アンブロワジー” はアントルメになれて “アラビック” はなれなくなり,
となってしまった・・・ “フレジェ” といっしょ. 

“アラビック” は,チョコレートムースの中にコーヒージュレとクレームブリュレ,底はコーヒービスキュイからなっています.
このケーキの特徴はチョコムースのチョコの固まる力だけでこの形をキープしていること!
そう考えるとイートインのみになったのも頷ける.アントルメが無謀だよねぇ~
たしかにフワッ&スウッーとしてて軽くていまにも陥没しそうなケーキだったなぁ・・・
コーヒージュレがきいて,ブリュレがやわらかくて大人のケーキ.
そう考えるとこれは大したケーキだと感心する.
もしイートインで見かけたら是非に Try して見てください.

*****************************************************
杉野シェフが NHK に出演してから 4 か月,いまだ開店前に並ぶ人は絶えず,
相変わらずの 12 時の SOLD OUT ぶり.
作っても作ってもアッというまになくなる.
TV に出なければ・・・といっても後の祭り
きっと余裕があったら杉野シェフの仕事ぶりが現れるケーキにお目にかかれたかな,
と思うと残念だけど・・・
でもいつかシェフはじめお店の方にはこの正念場をのりきっていただいて,
これが糧となってまた杉野ケーキがグレードアップする日を楽しみにしている私です! 


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『HIDEMI SUGINO』 Horikyo's Collection 06 [HIDEMI SUGINO]

Horikyo's 『HIDEMI SUGINO』 Collection  06

今日は,前のお約束 “シシリー” を紹介します.
今はイートインのものとなってしまいました.
(このところ以前は大丈夫だったものが大丈夫ではなくなってレアな商品だった!
なんてことがあるものがあるのです)


“シシリー” はピスタチオシューの実をふんだんに使ってムース状にしたものに
フランボワーズのムースとジュレが入っています.

やはりこれはイートインにして正解ではなかろうかと思います.
というより,イートインを食べるとそれ以上のものはひとりサイズだとないです.

いよいよショーケースも茶系からピンク系の春色に変化してきましたね.
そして私が待ちに待つ黄色系になる日がいよいよやってくる!かと思うとワクワクします.
今年の “マングキャシス” はイートインかはたまたテイクアウトができるのか・・・
今の状態だとイートインのような気がしてならない.

さて,先日予約しておいたアントルメをとりに行きました.
いよいよルレ・デセール協会のセミナーを目前に控えて大詰めのようです.
そんな多忙のなか,アントルメ “タルト・フリュイ” を作ってくださいました.
なかは持ち帰って開けてからのお楽しみ! 
本当に持ち帰るときからフルーツが香りを漂わせています.
早く食べたいけれど,すぐには食べられない.
30 分は最低でも冷やしてコンディションを整えてあげないと.

そしていよいよ毎年のお楽しみ Open !

Beautiful !   Beautiful !   Beautiful !   



 
同じ時期に同じものを頼んでも似ているが同じものにはなりませんね.
今年はキンカンがのっていませんでしたが,
このところ杉野シェフはある細かい細工をほどこしています.

おわかりになりますか?
フランボワーズのなかにジュレが入っているんです.
このところこれが気になって仕方がないのです.
フランボワースが逆さになっているときは注意です.

さて,アントルメですが,さすがに一人用のケーキとは格が違います.
フルーツの鮮度はもとより,香りもそうですが,生地の水分の吸収度がちがう.
なにしろ来る時間を逆算して杉野シェフ作ってくださるので,本当にアントルメさまさまです.
今回はタルト生地の焼き具合が香ばしくてよかったです.
ホイッパーで滑らかになるまで混ぜたカスタードクリームにアーモンドクリームを加えて混ぜたものを敷くわけですが,これもやわらかくて水分がほどよいんですね.

もうこれで我が家族はまたもや
イチコロ

 「やっぱ,おいしいねぇ~」

食の楽しさ・ありがたさのほかになにしろ笑みをくれるケーキです.
杉野シェフ,ありがとうございます!

今日からルレ・デセールのセミナーが開催されています.
その成果が 29 日以降のケーキにどのようにして現れるのかも楽しみです.


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『HIDEMI SUGINO』 Horikyo's Collection 05 [HIDEMI SUGINO]

Horikyo's 『HIDEMI SUGINO』 Collection  05
違うものを紹介したいのに 『HIDEMI SUGINO』 ばかり
ほかにケーキ屋さんがまるでないかのようないれこみよう
自分でもここまで・・・と思いますけどねぇ~
これまたイートインで食べるとイチコロでして
イートインケーキの温度管理の徹底ぶりはすごい!から

テイクアウトとはぜーんぜん違う.近所に住みたい・・・
Horikyo's 不動の No.1
『HIDEMI SUGINO』
とはいえ,ほかのケーキも食べますよ
でも年に 1~数回 4 つのお店の決まったケーキ+α だけかも・・・
やっぱほとんど 『HIDEMI SUGINO』

8 日午後に見た数種類のケーキとは,
前回紹介した “フランボアジェ” と最近出始めた “ジオメトリー”
本来 “フランボアジェ” はテイクアウトOKで  “ジオメトリー” はイートインのみ(だから写真はありません)
ですが,午後のケーキはすべてイートインのみ.
イートインでみんなイチコロさっ

“ジオメトリー”
は,ピンクグレープフルーツの実を手でほぐしてムースをつくります.
そのムースは円柱形で,円柱のなかに正方形の濃いミントムースがはめ込んであります.
底にはチョコのビスキュイ.
ピンクグレープフルーツ独特の苦味とミントのさわやかーな味が突き抜ける.
味とともにムースの食感がシュワワワワーってところにビスキュイ.
この味と食感のハーモニーがたまらない!
このハーモニーは杉野シェフのケーキの縦にフォークを上から下まで入れて食べるからこその極意.
これだからあっという間になくなるし,もうひとつ!といいたくなる.
イートインケーキの魔力・魅力


といいつつ私が食べたのはこれじゃないのですが・・・
このときのイチコロですぅ~ケーキはまた後日.

今日は “パレノワール” と入れ換えに出てきた最新の “カプチーノ” を紹介

今年は去年より苦味が抑えてあったような気がします.完食できました!
チョコ系はヘビーで苦手.去年はホントに重くて完食できなかった・・・
フルーツ系はどわ~い好きなんだけど.
でもでも,やっぱ杉野シェフのパート・シュクレ(タルト生地)とシャンティ・カフェ(カフェクリーム)はおいしすぎる!
シャンティ・カフェがないとパート・シュクレとグラサージュ・ショコラの間のガナッシュ・カフェの苦味と重みを緩和することはできないと思う.
グラサージュ・ショコラの艶もいいでしょ.気泡がなくて,いつみてもこれにはうっとりよん.
横にちょこんとあるアーモンド.これもないとダメですぅ.ナッツ系食材おいしいんですから.

今月の 『HIDEMI SUGINO』 の定休日は10,17,24~28 日
24日からの 5 日間は杉野シェフが会員であるルレ・デセール協会のセミナーがフランス大使館後援で東京の某ホテルで行われるのでお休みです.
ピエール・エルメ氏をはじめ,そうそうたるパティシエたちが諸外国からいらっしゃるそうです.
それにしてもルレ・デセール協会員が杉野シェフ以外に 3 人の日本人が増え,6 人の外国の方が日本にお店を出しているとは知りませんでした.
杉野シェフとてもはりきっておられるとのこと.頑張れー!

でもその前に毎年のことでこの時期にアントルメをつくっていただくのだけど
 
“タルト・フリュイ” がいままでになくさびしかったのでちょっと心配・・・
お皿もこれを写すときは変えるべきだったと反省.

最後はラッキーにもゲットした焼き菓子たちです.

“ウイークエンド” はもちろんですが,
“土生姜のマドレーヌ” (白い粉砂糖の)と “ピスタチオのマドレーヌ” (4つ同じの)です.
この 2 つ,マドレーヌでも相対照的なもので全然ちがいます.
土しょうがはしっとりもバサバサもしていないその中間でカラッとしてる.油分が感じられず,すごくあっさりしてるマドレーヌ.口に入れると土しょうがの香りがひろがって粉砂糖と相まって美味!
ピスタチオは,不飽和脂肪酸が多いのでどうしてもその特性で重くてしっとりしてしまう.酸化してしまうので早く食べたほうがよいでしょう.
甲乙つけがたいんだけど,私は土生姜を選びます.

ピスタチオ関連では “シシリー” がイートインで出ていました.
“シシリー” はテイクアウト時代の写真があるので次回に紹介します.


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『HIDEMI SUGINO』 Horikyo's Collection 04 [HIDEMI SUGINO]

月曜日,何十箱の荷物は運送屋さんが机のまわりに置いてくださったおかげで 1 日で片付きました.
が,その夜は会社のお花見=我慢大会になりました.
東京は風がすんごくて寒かったんです.
なので私はワインを飲んで体格のよい方の近くに座りをとりました.
次の日はたまった仕事を減らそうと思ったけど
・・・
食べたい観たい行きたーい気持ちがおさまらず行動してしまいました.
後日それがなんだったのかお伝えします.

そして師匠に HP のバナーをつくっていただきました.
ありがとう!
そして過去コラムは 2006 バージョンでお伝えしますのでリンクはさせないことになりました.
ご了承下さい.
春はきれいなお花たちがいっぱいでいいですね~
是非に遊びに行って下さいネ!
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久しぶりの登場です.
Horikyo's 『HIDEMI SUGINO』 Collection  04

いつもケーキなのでたまには焼き菓子を紹介します.

なんといっても焼きたてがめちゃくちゃ美味しいというのが,
“ショコラフィナンシェ”

真ん中の 3 つ並んでいるグリヨット(サクランボの一種)はまっすぐが決まり.
冬には絶対に食べたいひとつ.冬の商品.
のはずが,まだありました!(4 月 8 日現在)
これは一日でも早く食べないとダメ! 酸化が早い.
ちなみにギフトBOXなどのラッピング類の類は奥様が決めているはずです.
この箱の中には20個の “ショコラフィナンシェ” が入っています.

ショコラ系でもうひとつは
“ウイークエンド”

ラム酒の香りが香るわりに食べると全然香らず驚きです.
コーヒー味の生地に,ラムレーズンが入り,くぼみにはチョコレートが.
このラムレーズンとコーヒーのコラボがなんとも美味しい!
レーズンは小さいものを選りすぐって湯通ししてよく水分をふきとって
ラム酒とカルアにある割合( 3 : 1 だったような・・・)で浸すそうです.
本当にこれはお酒が苦手な人でもその美味しさを感じられるはず! 
これもまだありました!(4 月 8 日現在)

その兄弟が “キャフェマロン” です.
本当にこれも美味しいのです.でもこれももうない・・・ごめんなさい
と書きましたが,まだありました!(4 月 8 日現在)
栗の渋皮が入っています.これは急げ?!



それにしてもケーキだけがお一人様  6 個までかと思ったら
焼き菓子までもがお一人様 10 個までとは驚きました.
あっという間にどれもこれもなくなり,お店は午後になると寂びしー限りですね.
作っても作ってもこんな状態では嫌になるでしょうに・・・
でも嫌にならないでくださーい,杉野シェフ!

よって,現状は相変わらずの盛況ぶりだそうです.

ないものばかり紹介するのはよくないかな・・・ということで
シェフの気まぐれで以前は作られていたもの,そしていま貴重な商品として出ているものが

チーズ味のケーキの焼き菓子(名前がカタカナで忘れた,聞いてきます ⇒
聞きました.
“フロマジュリ” といいます

ドライフルーツとナッツがふんだんに使ってある一見重そうな感じのもの

ですが,あっさりとしていて一台食べられそうな・・・
材料はどれも選りすぐりのよいものを使っておられるようですが,これはそれを本当に感じます.
大きさは直径 10 cm ちょいくらいです,2004 年よりひとまわり小さくなったような・・・
杉野シェフにはケーキの大きさにこだわりがありますから.
丸いのは最大 14 cm が限界のはずです. 

本来のこの時期だったらないはずのものです.
4 月 8 日現在,冬の商品が春に全然移行できていないとのこと・・・
私も行って観て驚きました!

ある意味ラッキーですね,まだあることが.
それにお店のほうも SOLD OUTに対する
お客様対策を考えているようですよ.
イートインのみでケーキが午後 2 時過ぎくらい に数種類だけ出てきます.
そして焼き菓子も・・・
運がよければそのときにあたるかもしれません.
みなさんの幸運を祈ります.


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『HIDEMI SUGINO』 Horikyo's Collection 03 [HIDEMI SUGINO]

歩くと沈丁花の香りがし,我が家の庭も沈丁花はもちろん,クロッカスと水仙が咲いています.
友からも房総の春の水仙がたっくさん届きました! 
春がやってきましたね,桜が咲くのも楽しみです.
でも我が家の水仙をお部屋に飾ったはいいものの,あまりの香りに眠れず気持ち悪くなってしまいました・・・
 

Horikyo's 『HIDEMI SUGINO』 Collection 03
2004年 3 月,春をイメージさせるケーキ “フランボアジェ”
これを皮切りに 1 年間で3 色展開をするケーキです.
そのなかでもこの時期にふさわしいピンクを紹介.
店頭にも出てきたようですね.
でもお店のほうは多忙すぎて春に移行できないような雰囲気・・・
テイクアウトできたものがイートインになっていたり,
イートインだったものがテイクアウトできてたりと
どうなっているのかしら?
ショーケース,早く春色にならないかなぁ~
って前にショーケースにケーキが並んでいるのがやっぱりゆっくり観たい!
そして選びたいー!
相変わらず平日でも開店前に 30 人は並んでいるようです.
土日になればこの何倍なのですってねぇ・・・
やっぱりいつになったら穏やかになるのかしら

“フランボアジェ” でしたね.

すごいでしょ,この層. 圧巻!
上からフランボワーズ&フランボワーズのクラッカン
フランボワーズのバタークリーム
ビスキュイ・ジョコンド(要はスポンジ)
フランボワーズのバタークリーム
フランボワーズのジュレ
フランボワーズのバタークリーム
ビスキュイ・ジョコンド
フランボワーズのバタークリーム
ビスキュイ・ジョコンド
計 8 層です.
バタークリームがたくさん使っているのですが,その重さを感じさせません.
ふんわりしてます.
イタリアンメレンゲの気泡をつぶさないように混ぜるとそうなるんだそう.
その気泡をつぶさないようにすることで,ジュレの水分が上下のバタークリームを吸う構造になっているんですって!
杉野シェフ,バタークリームにこってるの多いかも・・・
私はこの黄色いバージョンが大好きなんです.何度もいうようだけど 


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『HIDEMI SUGINO』 Horikyo's Collection 02 & 思いがけず表参道 [HIDEMI SUGINO]

3 日に紹介するはずだった Horikyo's 『HIDEMI SUGINO』 Collection 02 です.
あれば必ず購入するもの,それは
“タルト ツー フリュイ フレ”
パトーシュクレ(タルト)に,ホイッパーで滑らかになるまで混ぜたカスタードクリームにアーモンドクリームを加えて混ぜたものを敷き焼きます.
そこにその時期のもののフルーツを含めてフルーツを飾ります.

写真のものは 2005年 2 月の アントルメ
フルーツは,イチゴ・マスカット・ブルーベリー・フランボワーズ・キンカン・ブラックベリー・オレンジ・そして小さい赤い桃のようなこれはなんなのか・・・今度聞いてみよう.

アントルメは特注ケーキと理解してください.
アントルメがいちばんケーキの本来の美味しさと楽しさを味わえるものなんです!
と杉野さんはどこかで語っていました.
確かにそう,いままでいくつかアントルメ食べましたけどタルトにいたっては同じものにはなりません.その日の気分で飾りもちがうようです.
実は以前,購入する時間の少し前に飾ってくださったイチゴムースのアントルメがあったんですけど,電車の網棚にのせて飾りのイチゴがなだれを起こして芸術品を台無しにしたことがあるんです.持ち帰るとき奥様が中を見せてくださった記憶が最初で最後のものに・・・幻のケーキよ!
それはどうしてもムースで時間がもたないものなので昨年は消えてしまったんです.
行く度に作って作ってといってはいるんですが・・・ それは“フレジェ”
“フレジェ”
はなくとも今頃は 2 つピンク色のケーキが出ているのではないでしょうか?  
次はこのピンク色のケーキのひとつを紹介します.

今日は仕事の関係で表参道に上司と行ってきました.
何年も行かなかったので,東京メトロの表参道駅の地下のエキチカに明治通りのブランド通りに表参道ヒルズには驚きを隠せませんでした・・・
森ビルのかかわるところは駅の名前こそ違えど似ている(六本木,溜池山王,表参道)
全然落ち着かない・・・
同じ観るなら断然銀座のほうがいい!です.

とはいえ確実にお腹が減っている時間に向かっている・・・
やはりいわれた・・・
「どこかでお茶して帰らない? ここらへんでどこか知らない?」
そこで私はどこをいったかというと
アラン・デュカス氏の
“BENOIT”
お茶だからここくらいならいいかなって思ったら,ところがどっこい
「なもなくディナータイムになりますので・・・」
「じゃあ食べて行きましょう」
げげぇー
(高いよ,どうしよう・・・このお店.でも食べたかったから嬉しいなぁと,悪魔と天使がささやきあう心の中は天使がちゃっかり微笑むのです(Horikyo 心の声))
ということでこのお店のお話は 3 月下旬に.
今日は棚からぼた餅 Day でした?!


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