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ザ・ウインザーホテル洞爺 『MICHEL BRAS (ミッシェル・ブラス) 』Toya Japon Ⅱ [ホテルダイニング]

遅くなりまして・・・前回の続きです.
ザ・ウインザーホテル洞爺 『MICHEL BRAS (ミッシェル・ブラス) 』Toya Japon

近辺で採ってきた野菜のハーブで飾り立て,
グリーンアスパラガスの穂先,ケフィール,
黒トリュフ ~ Tuber Melanosporum et aestivum ~のヴィネグット
もうこの時点でお腹がはちきれそう・・・お肉なんてもう無理

ライオールのエスプリに基づいて,
牛肉のロースト
チンゲンサイ,ナツメグの香りのバター
チンゲンサイは地物,牛肉はフランスから空輸されたものだそうです.
でももうおいしいとかの域を私の胃も気持ちも超えている~腹十二分目

すると大量のチーズの塊たちが運ばれてきて・・・うっ
フランス産チーズ:
(ラギョール,ロックフォール,サンネクテール,・・・)
北海道のチーズ
もう無理無理.でも悪いから,あっさりとしたチーズをすんごく小さく切っていただきました.
すると「お店でいままででいちばん最小に切りました!」と変な記録を更新してしまいました・・・
でも北海道のチーズはおいしかったですよ,小さいけど.

10 分間,次のブラス氏の有名な sweets クーラン®を焼く時間が過ぎていく

さぁ~いよいよ登場です!
81 年オリジナルクーランの解釈のもとに,
豊浦産苺の流れる温かいビスキュイクーラン®
ココナッツアイスクリームと
木村さんの畑で採れたいくつかのブラックペパーミント

人並み以下の少ない量にもかかわらず,口から出てしまいそうな状況のなか
クーラン®を見たら あ~ら不思議
クーラン®の分量だけ胃の中が空きまして・・・
(クーラン®はブラス氏の®登録商標です)
ちょうど洞爺町のとなりの豊浦町のイチゴはシーズンで,道の駅にはたくさんのイチゴがありました!(道の駅大好きなんです,私)
ヘビーチョコが苦手な私には嬉しいシーズンクーラン®
なかなか旬なクーラン®はほかのホームページにはないかも・・・

クーラン=流れ出る という意味のごとく

円柱の部分を崩すとホットなイチゴソースが広がります.
ココナッツアイスの冷たさとホットなイチゴソースは口の中でほどよい温度となり
クッキーのサクサク感が加わって美味.
この温度とかたさのバランス感覚の sweets は very good !
ほかにどんなクーラン®があるのか?
私ならどんなクーラン®をつくろうかな?

あなたならどんなクーラン®をつくりますか?

もうだめです,今日はここまで.
次は,最後のデザートと感想を・・・


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ザ・ウインザーホテル洞爺 『MICHEL BRAS (ミッシェル・ブラス) 』Toya Japon Ⅰ [ホテルダイニング]

ホテル stay と食を楽しむため 『ザ・ウインザーホテル洞爺』 に行ってきました.
旅でのホテルダイニングや大好きな地域限定ものなどを連続して紹介していきます.

初回は,ホテル 11 階にある
 『MICHEL BRAS (ミッシェル・ブラス)』

1999 年,ミシュランの★★★を獲得し,本店(フランス・オーベルジュ地方オーブラック山地ライオール村)以外で初めて出店する場所にミッシェル・ブラス氏が選んだのが 『ザ・ウインザーホテル洞爺』  です.

この日はディーナーを
(胃袋の小さすぎる私はそれでもと食前にホテルプールでがしがし泳ぎ,日サロをしてサウナに入って,そのまま温泉に行ってと.自分なりに胃袋準備をして Let's go ! したのですが・・・)
おめかしをしてワクワクして行くと,一枚のガラスのドアを隔てて別世界が始まります.

案内された席はとってもステキな席でした.
目の前の大きな総ガラスからは洞爺湖や内浦湾が眺望でき,またお客さんが幸いすべて自分の後ろでしたので贅沢な食事をすることができる席でした.
となれば,自分の言動は見られるわけで・・・注意をしないといけないな

メニュー説明のもと,やはりブラス氏の有名なお料理を食したいので  “発見と自然” コースを.
けれどもフルコース完食にかなり不安なのでその旨を伝えて構成していただきました. 

テーブルには以前 『ブノワ』 で紹介したイタリアの板状パンと似たアニス味のものが.
これは味で好き嫌いが分かれるでしょう.

そしていよいよ幕開けです.

食前酒にはオレンジ風味のワインから

ブラス氏のお母様との思い出の前菜が
(↑ここをクリックしてほかの方のホームページで)
この半熟卵にはよく炒めたオニオンがちょこっと入っていて,ゴマのクッキーに付けて食べるとコクが出てより美味しく感じます.
黒ゴマのクッキーを食べて,小さい頃食べたギンビスのアスパラ菓子を思い出した私です・・・

スプーンの 3 種盛り
これはクリームチーズとプチトマトとブラックオリーブのがいちばん好き
実はほかの 2 つが記憶にあまり残っていない・・・

さてここからがコースの始まり.  

『MICHEL BRAS』 といえば有名なお料理が 2 つあります.
そのひとつが,“ガルグイユー” という野菜料理.
若野菜で仕上げた,ガルグイユー
発芽豆でアクセント,野原のハーブ


        (L'Ambroisie の日記より転載) 
でもこの写真はその日のものではありません.
当日,あの席のあの雰囲気のなかで写真を撮ることは到底無理でした.
ですので,ほかの方の blog 写真をお借りしました.
けれども私が食したものは,これとは比べものにならないほどとーっても華やかなものでした.
50 種類の野菜・エディブルフラワーがお皿を飾っていたのです!
撮りたかった・・・ううっ
それも今,北海道で採れて揃えることのできる旬の地物ばかりの贅沢なガルグイユーだったのですから.

「7,8 月は北海道の食材が揃うとてもよい時期なんですよ.
                            よいときにいらっいしゃいましたね」

当然です.この旅行を 7 月 と決めた理由はそこにあるのですから.
旅はそこの場所に行きたいという気持ちはもちろんですが,
旅の目的が何を main とするのかが大切です.
そして次に何をしたくて・・・という順位で行くべき時期や段取りが変わってきます.
今回は ホテル stay と食main
ホテルの方のアドバイスと Hirikyo's リサーチで 7 月 にしたのです.
そういうところはかなり念入りなんですよ,私.
ましてやなかなか行けない場所となれば
 

食べるものがおいしいときに行かなくてどうするんだ!

脱線,脱線.
ほかの方のサイトを読むとおわかりでしょうが,ナイフは最後まで同じものを使用します.
幸せになるとブラス氏の故郷であり本店のあるライヨール地方では信じられているからだそう.
そしてこのナイフなどは彼を育んでくれたところのものであることからして故郷を大切にする心が伝わります.とってもステキでよいことだと思います.
グラスはリーデル.
だって私が欲しかったグラスシリーズのひとつだったんですものお水入れが・・・
リーデルのオーシリーズ 
これは人に差し上げてもいいでしょう.ワインに限らずこのシリーズはオールマイティーに使えます!

次の食事に合う白ワインを

アニスの香りを散りばめて
ポワレした帆立貝の貝柱といくつかのキヌサヤ,
トマトのロブ,アンチョビと泡立てたオリーブオイル

ここまできたとき, 『BENOIT(ブノワ)』 を思い出し,泡立てたオリーブオイルでマンダリンオリエンタル東京 『TAPAS』 を思い出しました.余談ですが

夏の始まりとともに:
マリネした真鯛のスライスとレモンのコンフィを合わせたキノア:
茄子&細工をしたイチジクのコンフィ,水菜&シブレット

でももういたたまれず辺りを見計らって撮ってしまいました・・・
この真鯛がのっている容器がイチジククッキー細工です.
そしてこの黒板のお皿,初めてです.
そしてそして写真の左上にリーデルのグラスがあるでしょ.

でも今日はもうここまで.
次回はブラス氏のもうひとつの有名なお料理を紹介します.


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コンラッド東京 『チャイナブルー』 [ホテルダイニング]

GW 第 2 弾は,といいつつもう終盤・・・
なんだかんだで時間がなくなり書くのが追いつかない現状,ごめんなさい
今日は柏餅食べましたか ?   ごまみそあんの柏餅を食べました.
  
GW の始まりは毎年恒例になっている食事会?!
今年は汐留コンラッド東京 『チャイナブルー』 のランチ
1 階のエントランスからエレベーターでホテルロビー 28 階に.
左に歩くと 高~い天井が目をひきます.
この手の趣向はこのところの外資ホテルの特徴のような気がしてなりませんが・・・
その奥突き当たりに 『チャイナブルー』 はあります.
お店の奥には天井いっぱいにワインセラーが備えてあり 3500 本あるそうです.
個室もあって素敵でした.あれは数人で会を開くにはいいですよ!

また,今回は夜ではなかったので夜景は観れませんでしたが,キレイでしょう,ここも.

今回の目的は前菜  “北京ダックの湯葉添えリンゴのサラダ” 
でも,このメニューはコースには入っていない.
そこでコースを諦めアラカルトで注文をしました.
コースは確かにいろんなものが食べられていろんな意味でおいしいですが,
アラカルトというのはそのお店の味が出るので,自分にとってそのお店が好きか嫌いかをはかるにはいいかもしれないな,と思うのです.

そして念願の前菜はコレ

左は叉焼のパイ包み,右は苦手なフォアグラ
フォアグラの上にはレーズンがのっています.赤いソースは木イチゴ.
そして私にとってメインの “北京ダックの湯葉添えリンゴのサラダ”
リンゴを赤ワインで煮てあるというのですが,どうもそういう味だけではないようのです.
サングリアのように,赤ワインに中華の八角などの香辛料を入れたワインを用いて調理するのだそうです.
その赤ワイン煮のリンゴの上に揚げた湯葉&北京ダックがのっているのですが,
その間にサクサクしたリンゴの千切りが挟んであり,
パリッ,サクッとした食感と香辛料とワインの味のハーモニーが鼻から抜けます.
海外のシェフはフルーツを料理に使うのが上手ですね.
黄色のソースはマンゴです.

主食は “チャイナブルー特選二色チャーハン”
白米と黒米のご飯に鮑と帆立,わけぎ,卵白などが入った黒胡椒味がきいたチャーハン
香辛料が効いているので汁物をかけてもおいしいだろうなぁ・・・
私,チャーハン好きなんです.
デザートは “パッション入りアロエゼリー”
あっさりデザートがよかったので.


友が食べていた “マンゴープリン” は美味しかったですよ,濃くて.
熟れたマンゴーを思う存分使ってあって.
マンダリン東京 『センス』 のより美味しいと思ったけど.
あそこはマンゴープリンより
“杏仁豆腐 アボガド入り” だと思う.
そして,ランチマットの革の正方形マットは高級感もあり,しっかりしてとてもよかったです.

この 『チャイナブルー』 のシェフは,
『Four Seasons Hotels Shingapore』 『Jiang-Nan Chun』
シェフだった方だそうです.
シンガポールは,従姉夫婦が 6,7 年住んでいて縁があり何度か訪れたことがあります.
アジアでも先進国シンガポールは近代的なことはもちろんですが,
いろんな国の方がいるので食をはじめいろいろと楽しかったですね~
ドリアンのにおいには死にそうになりましたが・・・
吉野家さんも日本では牛丼というイメージですが,
吉野家シンガポールでは宗教上,牛のお肉が食べられない方もいるので鳥丼や豚丼があってメニューを見てそのお国柄に関心していました.
従姉夫婦はなにしろ人を喜ばせることに厭わないのでいつも楽しいときになります.
今は LA にいます.
が,私たちは去年偶然にもともに旅先の海外で会うというサプライズ!があったのでした.
いやー驚きました.そのときの話はまた今度.

GW 第 3 弾は新百合ヶ丘へ行くの巻きです.
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庭にスズランが咲きました
 

  

 


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マンダリンオリエンタル東京 『TAPAS moleculer bar』 Ⅴ [ホテルダイニング]

みなさんはお花見しましたか?
先月末は会社のレイアウト変更で 2 日間も何十箱もの箱詰めしては移動して
身体の日頃使わない筋肉と運動量を消費していました.
明日はそれを戻すかと思うとぞっとします・・・

さて,今日の blog を始める前に前回の blog  『BENOIT(ブノワ)』 に加えておきます.
地中海料理とはなんなのか調べました.
ヨーロッパと北アフリカ諸国の地中海沿岸の多国籍料理のことだそうです.
オリーブオイルとワインを中心に,牧畜,魚介類,太陽の恵みを受けた(これが肝心のような・・・)甘い果物・野菜を土台としてさまざまなハーブを用います.
その調理方法もグリルがほとんどで油で揚げない.
世界有数の健康食なんだそうです.
だからバランスよくて胃もたれもしない西洋外食だったわけです.
それに 『BENOIT(ブノワ)』 のいいところはサービス料(10%)がかからないことでしょう.

ちなみに健康食でお薦めなのは
ラディソン都ホテル東京 『カフェ カリフォルニア』 のマクロビオテック料理
デザートはもう少し考えてほしいところですが,メニューのなかの
“雑穀のリゾット&付け合せワサビ” は絶品!

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いよいよファイナルの

マンダリンオリエンタル東京 『TAPAS moleculer bar』
第 3 部門 Desserts & Petit Fours です.

まずは “パイン,パイン,パイン”

左からパイナップルの果実,松の実のアイス,松の実のゼリーだったと思います,たしか・・・
松の実の種子油がこってりしていてあんがいヘビー
パイナップルが最後がいいかも・・・

次は “sweets ”
オリエンタルラウンジのアフタヌーンティーにも使われている sweets の器で出てきます.

左上といちばん下右,ニューヨークチーズケーキ
その右斜め下,サフランとチョコレートのカプセル
これはすんごい小さいケーキで 1.5cm くらいです.
真ん中の段の左と右は,わたあめ(好きね・・・)
真ん中の中央左,バニラ グミ
真ん中の中央右,赤スグリのマシュマロ

そして最後は “フルーツ”で〆

手前から 2 つずつレモン,オレンジ,グレープフルーツだったはず
なんでレモンなのか,というと
コレ
 
たまに芸能人がレモンを食べて,この実を口に含んでレモンが酸っぱくない!
とかいっているのを見たことありません?
私,食べてみたかったんです,コレ
実際,本当にそう感じるのかって.
でも毎日レモンを食べている私にはこのレモン自体がそんなに酸っぱいと感じてない,もう.
けれどとりあえずは TRY してみないとね.

“ミラクルフルーツ”
果実にミラクリンというタンパク質が含まれていて,酸っぱいものを食べたときにミラクリンが酸味と反応して,舌の甘味を感じる部分の鍵穴(受容体)と強く結合するため,酸っぱいものを食べているのにもかかわらず,脳に『甘い』という電気信号が伝わり,甘いと感じるそうです.

ミラクルフルーツは 1 分間,口に含みます.
そしてレモンを入れたら・・・
たしかに甘く感じるけれども,全部が全部舌の鍵穴が覆われるわけではないので酸っぱく感じる部分もありますよ.
でもこのミラクルフルーツって,お酒をよく飲む人にはあまり効かないそうです.

なんか手術の麻酔がお酒をよく飲む人には効かないみたいのと似ているわ.
この話も本当かどうだかしらないけど・・・(Horikyo 心の声)

これはなかなかよいアイデアでした.
最後の最後は行ってその目で確かめて観てきてくださいね!

景色はとても素敵です.
ただそれを背に向けて食さなければならないのが残念かも・・・
そして,実はこれではお腹いっぱいにならなくて帰りにまた食べて帰っちゃいました.

「ほかのダイニングを途中ででも予約しておけばよかったね」って

次は久しぶりの 『HIDEMI SUGINO』 Horikyo's  Collection 04 です!


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マンダリンオリエンタル東京 『TAPAS moleculer bar』 Ⅳ [ホテルダイニング]

マンダリンオリエンタル東京 『TAPAS moleculer bar』
第 2 部門 Tapas の続きの続きです.

次は
“フォアグラのスープ ショウフロワー”

フォアグラのスープの上にトウモロコシの泡泡
フォアグラはどうでもいい私はトウモロコシに感動!
このところ外食にこの泡泡状のものがのっていることが多いので
作業しているところを覗くと・・・
例の調理器具!
“エスプーマ” 
私の欲しい調理器具のひとつ.
どうも日本で使えるように改良された和製“エスプーマ”が出たようだ.
お料理よりも調理器具に興味深深.
“エスプーマ” これ水も炭酸水にできるから一家にひとつあると絶対に楽しー!!!
合羽橋で
買うかネットで買うか・・・合羽だな,一応説明してもらわないと怖いから

次は
“魚のフライ”

コレ,美味しい.お魚カリカリしてて
まわりの花咲ききゅうりもかわいいでしょ.食べられますがなかなか売ってないよね.
これを見たら,十数年前に友達がエディブルフラワー(食用花)の研究をしていたのを思い出しました.
いまでこそあまり味のないカラフルな葉のようなメジャーな存在のエディブルフラワーですが,
出てきた当時はお花の味がもろに感じられる食べるには抵抗のあるマイナーなものでした.
かなり改良されたことでしょう.

そして
次は “カレーパン”
メニューで見たときは,なんでカレーパンが出てくるの?と
カレーパンなら自分で作るほうが美味しいのになどと思ってました.
でも実物はコレ

どこがカレーパンなんだー!
というのが率直な気持ち.
左はカレーの具材でしょう・・・右はパン,じゃない.
パンらしきこれはターメタなどのカレーのスパイスの味付けがしてあるメレンゲ.
食べるとカレーパンもどき?! 
騙されないぞー! でもカレーパンもどきでおもしろいといえばおもしろい.

そこで聞いてみた.
“フォアグラのわたあめ” といい,“ロブスターの注射” といい,この
“カレーパン”
どうしてネーミングが変なんですかと・・・
すると,外国人のシェフがつくったメニューなので,と.

だからあなたたちにやる気が感じられないのね.
ほかの人のメニューを作らされてますって感じで・・・
なにしろシェフで仕事中にあんなに私語が多いのは初めて.
もてなす気持ちがまるで感じられない.
それではお客様はまた来たいと思わないよーまずいのでは?
杉野シェフの信条
『たったひとつのケーキが不完全なためにいとも簡単に信用を失う』
そういう心持をもって接客してほしいなと.
        (Horikyo心の声)

でもちょっとパン屋のカレーパンホテルバージョンを食べてみたかったかな・・・

次は
“肉じゃが”
想像とはやはり違った!
う~ん,なんだこれは・・・おふくろの味どころの話ではないぞ

筒状のガラスの容器のなかには,紙ナプキンが入っています.
そこにはトリュフの香りスプレーがしてあって,それを嗅いでから
上のマッシュポテト&牛肉のたたきを食べる.
私はおふくろの味の “肉じゃが” がいいです.

そして Tapas 最後の品は口直しの “ミントとヨーグルトのロリポップ”
アイスバーのガリガリ君の超薄型版とでも申しておきましょう.
でも,ミント味じゃなかったような気がするの・・・レモンか?
また記憶があいまいでごめんなさい!

でもこれでは串かつの四角いの?イカ燻ののしたの?にも見えるかな・・・

 次はいよいよ最後の第 3 部門 “Desserts & Petit Fours” です.


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マンダリンオリエンタル東京 『TAPAS moleculer bar』 Ⅲ [ホテルダイニング]

マンダリンオリエンタル東京 『TAPAS moleculer bar』
第 2 部門 Tapas の続きです.

ビーツのスープの次に出てきたものは “ディコンストラクテッド ズッキーニ”

あまり記憶に残らないお料理でしたね・・・
名前のとおりズッキーニの解体したお料理.温かいゼリーのようなものでした.

次のお料理の前にカウンターに四角い箱が登場
たくさんの注射器のようなものがひとかたまりになり,注射器のなかにはオレンジの液体が・・・


このパフォーマンスのお料理ができる間に出てきたのが “フォアグラわたあめ”

わたあめのなかには四角いフォアグラがあるのです.
甘いわたあめに強制肥育したガチョウの肥大肝臓のフォアグラ
私,フォアグラのような濃い味の凝集したもの嫌いなんです.
フォアグラは食べたことはないとはいいませんが,
いままで食べたなかで唯一美味しいと感じたのは,
麻布 “ラ・レゼルヴ” のディーナーコースのお料理のスープのなかに入っていたときだけ.
あとはガチョウの肥大肝臓というイメージがもろにする味で好きになれない・・・
一口サイズが好ましいと思うんだけどなぁ・・・体にも量的にも
味は微妙です.おいしいってもんではなくて,かわったものでしょうね.

次は “ロブスターの注射”
なんだこのお料理の名前は・・・わけわかんない.
ここからわけわからないの謎がより深まるんですね・・・

ロブスターにスポイトが刺さってますよね,そのスポイトのなかにはロブスターの液状ミソが入ってまして,ロブスターを一口で口に入れたらスポイトを押して液を出して口のなかでいっしょに食べるんです.
もう少し水っぽくないミソがいいなぁ・・・
パフォーマンスが先に来るとつい味見を忘れちゃう.

そして例のオレンジ液体がコレ “にんじんキャビア”

オレンジの液体はにんじんだったんですね.
でもなんでキャビアのような粒になるのか?でしょ.
実は下の水の液体が塩水なんです.塩水に液をたらすと粒になるんですって!
たしかになってましたよ,この目で見ましたから.
このしょっぱくないひんやりとした口直しにもよいお料理です.
プチプチでもなく微妙な食感・・・

それにしてもいかに名前だけで食のイメージが植えつけられているのかがわかりますよね.

そしてここまでなんかお料理の名前おかしいって思いません?
次回に決定的におかしいのが出てきますからお楽しみに?!


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マンダリンオリエンタル東京 『TAPAS moleculer bar』 Ⅱ [ホテルダイニング]

この blog をみなさん閲覧してくださっているようで・・・ありがとうございます.
間があいてたいへん申し訳ありません.お待たせです!

マンダリンオリエンタル東京 『TAPAS moleculer bar』 Ⅱ
第2部門 Tapas を数回に渡り紹介します.14 皿あるので.
お付き合いください.ちなみに Tapas とは小皿料理のことです.

初めは “パイナップルとサーモンのラビオリ”

どこがラビオリなんだ?! わからない・・・
でもサーモンとパインは相性よく,とんぶりと九条ネギのソースなどが温かい料理においしさをひきたたせています.ネギソースは気に入りました.

次は “白ワインを食す”

これは懐かしの理科実験で使うより少し大きなシャーレに白ワインのゼリーがひいてあります.
そこに確か十数種類の食材がちょんとダイアルの 12 時間をさすように並んでいます.
その食材を当てていくのです.きっとわかりますよ! 
これは会話もはずみ楽しいよ.

次は “メロン フィレ”

赤メロンを少し焼いたものに,サワークリームにオリーブオイル&香草,ルビーグレープフルーツのほぐしたものをつけて食べます.黒いのはバルサミコだったか?
記憶が薄れちゃってて・・・ごめんなさ~い
そうそう温かいメロンいけます.
私は酢豚にパインも OK 派で果物大好きなんで,温果物料理 welcome なんです.   


次は “パルメザン リングイネ”
これは興味のある料理でした.

一見パスタかな?と思いますが,透明のパスタなのでおかしいなぁ~と
聞くと,パルメザンチーズを煮出した煮汁を寒天で固めてパスタ状に切ったものだそうです.
ヘルシーでアイデア,食感,味もトータルで気に入りました.

次は“凍ったビーツスープとホタテ”
前回紹介した第1部門の食材のビーツです.
また違う顔を見せてくれます.

今度は酸味の効いたものに変わり,冷たくほどよい凍った感がホタテのお刺身と絶妙.
これも気に入りました.だからビーツが欲しくて作りたくなる.
色もきれいなんですコレ.

ここまでのメニュー,頭の中に?が出てきませんか?
次からはもっと?が増え,その?が自分のなかで何なのかが明確になり,その答えを導きます.


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マンダリンオリエンタル東京 『TAPAS moleculer bar』 Ⅰ [ホテルダイニング]

私,ホテルダイニング大好き です!
それも気こころしれた人といっしょに行く.
美味しいものは楽しい会話とともにゆっくり食べて満たされるから
ホテルの方も時を見計らいますしいい時空です.
でもそれがよくないと次がないかな・・・

みなさんにことわっておきますが,私はいちばん家族と食べる家食が大好きです.
外食も普通の人に比べたら極端に少ないほうです.
でも外食には家食にないものがあります.
食べるものを時空とともにプレゼンテーションしてくるわけですから魅せる魅力
そしてほかの人もいる時空のなかでのマナーを学べますから.
このようなことが感じられたのは私にそのような機会を与えてくださったH さんがいたからこそ
本当に感謝しています.
人生の先輩は大切にしないと・・・


マンダリンオリエンタル東京
2005年12月2日にOpen しました.
初めて行ったのは12月10日中華料理『センス』
Open したてで不慣れでしたけどもう一度行きたいと思わせてくださいました.

翌日は師匠帰省で『オリエンタルラウンジ』
でアフタヌーンティー
ここは飲み物がいろいろ選べるのが魅力.
サンドイッチやスコーンは
Good ですが,
ケーキはHIDEMI がいますから口上は辛口に.全体的に甘いです.
ケーキやパンなどのペストリー系は改善策が必要ではないかと思います.
まわりにはそれなりのお店が君臨していて激戦区ですから・・・
でもここは夜は絶景ですから是非に.
1月15日は『センス』で飲茶だったのですが高熱で私だけ
キャンセル・・・ううっ悲しい
この日は景色がすんごくよかったはず.

そして今月,1
回 6 席限定 『TAPAS  moleculer  bar』
(1 日2 回 18:00~,20:30~ 完全予約制)へ

ホテルのキャッチがコレ
“キッチンという舞台に立つシェフが目の前で披露するパフォーマンスを「観劇」し,ひと口サイズで次々と供される21皿のプレゼンテーションを「鑑賞」.厳選した食材をサイエンティフィックな手法を使い,普段目にするものとは異なる料理へと変えていきます.ひとつひとつのメニューに表現されたシェフのマジックは,味わい・食感・香りとなって広がり,新鮮な驚きと感動を呼び起こすでしょう.カウンターで繰り広げられる新しいダイニングをご体験ください”


では体験してみようではないか,と.
(事前に写真などを撮りたいときはその旨ホテル側にきちんと伝え了解はとります)

お寿司屋さんの洋版カウンターを前に 2 人のシェフがお客をもてなす構成で
メニューは 3 部門から成り立っています.

今回は第 1 部門  Snack  and  Cooktails を紹介
初めは “サイドカー”
ブランデーベースのアルコール度のたっかーいレモン味のカクテル
私最初にこんなの飲んだらとんでもないのでノンアルコールのなんちゃってサイドカーで
左右の色が違うでしょ(左がノンアルコール,レモンじゃなくてグレープフルーツ&レモン味).

上にはレモン味のメレンゲがのっております.

次は
“オリーブの雲&カリカリのビーツと海苔のリゾット”

左がオリーブの雲.オリーブジュースに大豆タンパクを加えたメレンゲ.
泡泡した触感がなんじゃこりゃ? これは食べ物なのかしら?
右の赤いお皿(とはいうものの東急ハンズの園芸用品)の左が海苔のリゾット.海苔をまぶしたチップス(おせんべい).右がビーツ(地中海沿岸原産のアカザ科のサトウダイコンの変種.赤色のカブのような形をしている.ショ糖が多く含まれているので甘味がある.ロシア料理のボルシチには欠かせない)を糸状にして素揚げしたものに塩がまぶしてある.
これは家でもできそうだけど,糸状はムリだからスライスでやってみよう.
という前にビーツ探しね,きっと.


次は
“イクラとパッションフルーツのシリンダー”

写真がボケてしまいましたがおわかりでしょうか?
四角い入れ物にシリンダーが差し込んであるので食べるときに少し離して一気に吸い込むのです.酸っぱしょっぱい微妙な感じ.味よりのその食べ方のパフォーマンス度に気がいくかも・・・

それでは,近日にまた第 2 部門 Tapas を数回にわたって紹介します.


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